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余 yo余 yo

MEMBERS

発起人・監修

高柳潤omotesando atelier

ヘア・スタイリスト omotesando atelier 代表。「スタイリングとは、髪と共に気持ちを整えること」を信条に、自身が代表を務める表参道のサロンを拠点に幅広く活動を展開。2016年からは、豊かな自然に囲まれた環境の中で行う完全予約制のカット・セッション「oneday」をスタート。長野県安曇野市の「ホリスティックリトリート穂高養生園」をはじめ、自身のつながりからWILDTREEといったさまざまな空間での限定セッションを開催している。
https://omotesando-atelier.com/

【〈余[yo]〉に対する思い】

日本人の髪と肌質にあった、余計なものをいれない、まっすぐな商品を作りたい。これが余[yo]への思いでした。一日の終わりか始まり。お風呂に入って髪を洗い流す時間は、一回リセットする、自分をきれいに整える時間だと思います。そんなときに使うシャンプーやコンディショナーは、身体にいいもの、やさしいものであって欲しい。入ってなくていいものは、なるべく入れない。普通のことだから、やればできるはず。開発当初そう思っていた自分が心底甘かったことに、間もなく思い知らされました。余[yo]は、開発に携わっていただいた多くの方々の思いと、長い時間をかけた工夫と根気の積み重ねによって生まれた商品です。髪と地肌にあった、ちゃんとしたシャンプー、コンディショナーがどういうものなのか、多くの方に体験いただけたら嬉しいです。

生産

金井誠一美容薬理株式会社

石油系化学物質などの防腐剤を使わず、自然由来成分100%にこだわるコスメメーカー。医薬品医療機器等法では表示義務のない、化粧品の原料の品質安定剤、キャリーオーバー成分も配合されない製品を探す消費者の要望に応えるため、原料も内製化するなど「真のナチュラルコスメメーカー」を目指した製品開発に取り組んでいる。
http://anna-t-cosme.co.jp/company

【〈余[yo]〉に対する思い】

シャンプーの開発について、高柳さんから「世の中を変えませんか?」と直談判ともいえる発言とともに、弊社の工場に来られました。理想の話を延々とされ、正直、口だけなら帰って欲しいと思いながらも、第一弾は終了。今から四年前のことでした。それから、電話で開発に向けた話し合いが続きましたが、なかなか進展がない。その中で、「電話で話してもらちがあかないので、パルセイユがやっている資格『ナチュラルコスメマスター』を受けて欲しい」と要請しました。「今後、深い話をしていくなかで、私の考えや、製造技術を学んでもらい、それに合格してから、話の土俵に乗る方がお互いスムーズなのでは?」と。それに、開発する上でコスメの知識を習得することは、必須であることを伝えました。高柳さんはその案に直ぐに対応、見事合格されました。この人は本気だとわかった瞬間です。それから開発が加速して不要なものは削ぎ落とす、マイナスの処方がなされました。

企画・コンセプト制作

幅允孝BACH

有限会社BACH(バッハ)代表ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、動物園、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。最近の仕事として視覚障害者用の選書をした「神戸市立神戸アイセンター」や「JAPAN HOUSE LONDON」など。近年は本をソースにした企画・編集の仕事も多く手掛け、JFLのサッカーチーム「奈良クラブ」のクリエイティブ・ディレクターを務めている。早稲田大学文化構想学部、愛知県立芸術大学デザイン学部非常勤講師。
https://www.instagram.com/yoshitaka_haba/

【〈余[yo]〉に対する思い】

表参道アトリエで高柳さんに髪を切ってもらっている最中に、「余白」と「余韻」という名前はすうーっと浮かびあがりました。日本人の髪質に合った、日本でつくるヘアケア製品だから、日本語の名前がよいと思っています。特に「余韻」は気に入っていて、コンディショナーの使用中ほのかに香るバスルームの風景が想像できました。一方、ブランド名の余[yo]は紆余曲折の末あとからできあがりました。漢文学者 白川静さんの本を参照しながら「余」という文字の来歴や隠れた意味も踏まえています。ぜひ、リリースやウェブサイトで読んでみてください。製品の中身も、佇まいも、シンプルで潔いものになるよう心掛けたつもりです。お客様にも余[yo]のメッセージがうまく伝わるとよいのですが…。

デザイン

長嶋りかこvillage®

village®主宰。対象のコンセプトや思想の仲介となってその世界観と知覚情報をデザインする。これまでの仕事に、「札幌国際芸術祭2014『都市と自然』」、「東北ユースオーケストラ」、「アニッシュカプーアの崩壊概論」、建築家集団『ASSEMBLE』の展覧会などの、グラフィックデザイン、サイン計画、エディトリアルデザインがある。
https://rikako-nagashima.com

【〈余[yo]〉に対する思い】

無駄な成分を省き、必要最小限の要素で髪を整えることに注力したシャンプーとコンディショナーの「外側」にふさわしいデザインは、やはり同じく無駄を省き、必要最小限の要素で、このパッケージを置く空間を整えるような、そんな佇まいを目指していきました。本来裏面に表記してあるはずの成分表記を堂々と表に表示したラベルデザインに始まり、アルミパウチとお試し用セット、長く繰り返し使用してもらうための詰め替え用ボトルは、全てのアイテムにおいて装飾性を無くし、それらの素材選びにおいて、トライタンやバイオプラスチックを採用するなどのたかくら新産業の徹底した環境配慮によって、外側のデザインは中身の姿勢と同じ方向を向くことができたように思います。高柳さんが髪を切る所作には、人の精神を整えるような独特な雰囲気があるのですが、この商品もまた、髪を整え、空間を整え、精神を整える、そんな存在になってくれたら嬉しいです。

容器製作

佐藤孝徳佐藤金属興業

「ものづくりの町」として栄える新潟県燕市を拠点とする洋食器メーカー。「毎日の生活がより気持ち良く過ごせるよう、お手伝い」をコンセプトに、国内外の洋食器ブランドを取り扱う『SALUS(セイラス)』を展開。無駄な装飾のない美しくシンプルなデザイン、確かな加工技術が生み出す品質と機能性を追求した製品は、家庭だけでなくホテルやレストラン、カフェなどで幅広く愛用されている。
https://www.salus.co.jp/

【〈余[yo]〉に対する思い】

この容器を開発するにあたって、高倉社長がこだわったのは「環境にやさしい」ことと「長く使える」ということでした。耐薬品性の関係で、アウターボトルとインナーボトルを別素材にする製法は従来も存在しましたが、その大半はインナーボトルの素材にポリプロピレンを使用します。外観からは見えない部分ですから、弊社も開発当初はポリプロピレンを提案しました。しかし、見えない部分にもこだわりたい、という高倉社長の意向で別素材での提案となりました。ふとした会話のなかで、「現時点で人体や環境にいちばんやさしい素材はトライタンですね」と話したところ、是非その素材で作ってもらいたいということでした。非常に困りました。ポリプロピレン以上の素材はPETや他の素材もあるのですが、更に上の素材であるトライタンをインナーボトルに使用した容器は市場にありません。従来、哺乳瓶やドリンクボトルに使う素材であり、口にしても問題ない素材です。ですのでトライタン単体で販売することが多く、今回の容器のような、口に触れることがない、見えない部分に使うことはもったいないかもしれません。しかし、見えない部分にも拘りたい。容器にも品質の高い素材を使いたい、という高倉社長の熱意が、この製品を完成させた一番の要因です。

総販売元

高倉健たかくら新産業

1993年設立。「日本にまだないもの」をコンセプトに世界のナチュラル、オーガニック製品を日本のマーケットに数多く紹介。2007年よりオーガニックのオリジナルブランドを設立。「オーガニックとナチュラルをデイリーユースに。」をミッションとし、日本中の人が毎日使える最高品質かつ手に取りやすい価格の製品を開発し続けている。主なブランドに「made of Organics」「PERFECT POTION」「Pubicare organic」「A.P.D.C.」 など。
https://www.takakura.co.jp/

【〈余[yo]〉に対する思い】

「輸入のナチュラルヘアケアはほとんど使ってみたけれど、欧米人と日本人の髪質が違うので、満足出来るものが一つもなかった!」高柳君に髪を切ってもらっているときに言われたこの言葉で、長年オーストラリアで納得できるヘアケア製品がなかなか開発できない理由がわかりました。そこから二人で日本人に本当に合うシンプルで毎日使えるヘアケアの開発が始まりました。様々なプロフェッショナルの方々がこのプロジェクトの想いに賛同してくださり、難しい、非常識、無理だと何度も言われながら、何年も失敗と試作を繰り返すなかで、今までにはない全く新しいコンセプトの商品が完成しました。余[yo]が目指したのは効果を最大限に求めるのではなく、髪と心を整えること。そしてエコ&サスティナブルでありながらスタイリッシュでもあること。多くの方に余[yo]を体験していただけることを願っております。

Photographs by Gottingham
Website by Quei Fuzimoto